小型/一人サロンでの独立。メリットデメリットは?

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独立を考える際、どんな規模にするかは運命の大きな分かれ道。

二席以下の個人サロンで独立する人、または独立を考えているという話はよく聞きます。

理想によってベストは様々ですが、本当のところどうなのでしょうか?

2〜3人の小型少人数サロンで運営する場合、一人でする場合のメリット、デメリットを考えていきましょう。

【小型少人数サロン/一人サロン共通のメリットは?】

1・少ない資金で開業できる。

  • 大型店に比べ、テナント面積が少なくなり、家賃も安くなるので初期費用や内装費が抑えられます。
  • シャンプー台やセット面等の設備も少額でスタート可能です。

2・黒字化までが早く、少ない運転資金でも可能

  • 物件面積が小さくなることにより家賃等の固定費が抑えられます。オープンしてから赤字の期間が少なく、開業資金と共に運転資金も抑えられます。

【小型少人数サロンのメリットは?】

1・スタッフとのコミュニケーションが取りやすい。

  • 全ての対応に目が届くので管理もしやすく、オーナー自身の方針も落とし込みやすい。
  • お客様に対応してる姿も目が届くので技術面接客面共に指導ポイントがみつけやすい。

2・一人がサロンワークできない状況になっても営業できる。

  • 体調不良やケガをしてサロンワークができないなんて日もあるかもしれません。休業すればその間にお客様が離れてしまう可能性もありますが、一緒に働いてくれているスタッフがいれば安心です。

一人サロンのメリットは?

1・好きなようにできる。

  • 一人でも雇用した場合、全てを自分の思う通りにと言うわけにいきませんが、お客様に対しても、薬剤や営業時間等、全て自己判断のみでこだわりのまま運営することが可能です。

人件費の支出がなく、小型少人数サロンより更に運転資金は少なく済む。

  • 雇用すると売り上げが少なくてもお給料の支払いが発生します。開業時には大きな負担になるので人件費のデメリットがない分黒字化までのリスクは少なく済みます。

3・顧客を持ったスタイリストであれば軌道に乗せやすい。

  • 圧倒的に固定費が少なくなるため、ある程度固定のお客様を持っているスタイリストであれば、黒字化までの期間も計算しやすく、初期段階でのリスクは少ない。

【小型サロン/一人サロン共通のデメリット】

1、病気や怪我で現場に立てなくなった場合

  • 借り入れの返済

借リ入れの方法にもよりますが、自分が返せなくなった場合家族に返済義務が移行する場合があります。

  • 店舗を閉鎖するための資金

テナントを出る場合、元の状態に戻して返すという条件がつく物件がほとんど。

出るとしてもお金がかかります。

  • スタッフの生活

もし自分が抜けて店の運営が困難な場合スタッフには転職してもらうことになるかもしれません。

2、スタッフ雇用の問題

  • 将来のポジション

スタッフを雇用し、継続して勤務してもらう事を前提にすると、

先々のビジョンを提示する必要が有ります。

1店舗の場合次のステップを明示するのが難しく、離職の可能性が高く考えられます。

  • 新規スタッフの獲得

オーナーの年齢が近い場合、自分の人脈などを通じてスタッフを呼ぶ事が出来るかもしれませんが、

年齢を重ねていった時募集が来るか、募集が来た場合魅力的に見せられるのか。

考えておかなければなりません。

3、売り上げ、収入面の頭打ち

  • 一人でできる限界

一人で担当できるお客様は限られてきます。

また、体力面でも長く働き続けるのは難しく、スタッフ雇用の問題も含め頭打ちになる事が予測されます。

ある調査会社のデータで美容師の平均年収は30代後半が最も高くその先はどんどん下がっていくと言う

統計を出しているものがありました。

美容師としてのピークは人それぞれですが、体力面、トレンドと感覚のズレなどを考えると

否定しにくいデータです。

【小型サロンで独立するならば。】

開業資金が少なく挑戦しやすい形ではありますが、上記のデメリットのように、

リスクがないわけではありません。

小型サロンで開業を目指すならリスクヘッジのためある程度の条件を満たせるよう

考えておく必要があるかもしれません。

小型サロン経営に踏み出そう等する際の条件を幾つか挙げてみます。

  • 借り入れは個人保証なしで借りる。
  • キャッシュは常に余裕をもって残しておく。
  • 独身、又は家族に安定した収入が他にある。
  • 従業員は雇わない。もしくは、拡大を視野に入れてスタートとしての開業

開業したら終わりではありません。

その先何十年と人生が続いていく中で、継続して運営可能で、充実した生活を送れるようリスクに

対しての準備はしっかりとしておきたいものです。

小形/一人サロンの開業のリスクに対して具体的な対策について次回詳しくお話していきたいと思います。